ティラノスクリプト:ランダム値取得プラグイン

ランダム値取得プラグインサンプル_01


指定した範囲からランダムで整数を選び、変数に格納するプラグインです。
範囲の最小値、最大値、実行回数、結果表示の有無、などの設定が可能です。


プラグインの導入方法


data > others > plugin フォルダに intrandom フォルダを配置して
first.ks の最初のほうに[ plugin name="intrandom" ]と記述してください。
これ以降、[ intrandom ]マクロが使用できるようになります。

また、おまけとして D66 が使えるマクロも入れてあります。


D66って何?
迷宮キングダムなどのTRPGで採用されているダイスロールの種別です。
6面ダイスを2つ振って、片方の出目を十の位、もう片方の出目を一の位に見立てます。


プラグインを導入すると[ dice_d66 ]マクロの使用が可能となります。
パラメータについては init.ks 内のコメントをごらんください。



スクリプトサンプル&スクリーンショット


10面ダイスを10個振った合計値を比較して大きいほうが勝ちという設定。
結果・内訳・履歴表示あり。



スクリプトサンプル


*001
[ cm ]

#司会的なヒト
それではこれより、あかねちゃんとやまとくんに[ r ]
10面ダイスを10回振った合計値を競っていただきます。[ p ]

#akane
よーし、サイコロふっちゃうよー![ l ][ r ]
; ランダム値取得
[ intrandom var_name="tf.dice_a" max="10" count="10" show_detail="true" show_result="true"
push_log="true" ][ p ]


#yamato
つぎはオレのターン![ l ][ r ]
; ランダム値取得
[ intrandom var_name="tf.dice_y" max="10" count="10" show_detail="true" show_result="true"
push_log="true" ][ p ]


#司会的なヒト
あかねちゃん対やまとくんの勝負は[ r ]
[ emb exp="tf.dice_a" ][ emb exp="tf.dice_y" ]で・・・[ l ]

; あかねちゃんの方が数字が大きいとき
[ if exp="tf.dice_a > tf.dice_y" ]
あかねちゃんの勝ち![ p ]

; やまとくんの方が数字が大きいとき
[ elsif exp="tf.dice_y > tf.dice_a" ]
やまとくんの勝ち![ p ]

; どちらでもない(=同じ)とき
[ else ]
なんと!ひきわけー[ p ]

[ endif ]
[ s ]



実行結果


ランダム値取得プラグインサンプル_01

ランダム値取得プラグインサンプル_02

ランダム値取得プラグインサンプル_03

ランダム値取得プラグインサンプル_04



パラメータについて


intrandom および dice_d66 ではいくつかのパラメータが指定できます。
記述必須なパラメータはありませんので、必要なものだけ指定しましょう。



intrandom マクロで使用できるパラメータ


var_name
取得したランダム値を格納する変数名(初期値tf.rand)
min
範囲の最小値。整数を指定すること(初期値1)
max
範囲の最大値。整数を指定すること(初期値6)
count
実行回数。1以上の整数を指定すること(初期値1)
type
取得したい値の種別。初期値は合計値。合計値(sum)、最小値(min)、最大値(max)、平均値(avg)の4種
show_result
結果をテキストとして表示するか(初期値 false)
表示したいときだけ true を指定してください。
show_detail
内訳をテキストとして表示するか(初期値 false)
表示したいときだけ true を指定してください。
detail_length
結果の内訳を最大何個まで表示させるかを指定(初期値 10)
push_log
実行した時間と結果を履歴画面に残すか(初期値 false)
残したいときだけ true を指定してください。



dice_d66マクロで使用できるパラメータ


var_name
取得したランダム値を格納する変数名(初期値tf.rand)
show_result
結果をテキストとして表示するか(初期値 false)
表示したいときだけ true を指定してください。
show_detail
内訳をテキストとして表示するか(初期値 false)
表示したいときだけ true を指定してください。
push_log
実行した時間と結果を履歴画面に残すか(初期値 false)
残したいときだけ true を指定してください。


ダウンロード


現在の最新版は v100 です(ファイルの末尾がバージョン番号となっています)。
不具合等を発見された場合はコメント欄またはメールフォームからお知らせください。
ご利用の際は《素材利用規約》をご確認下さいますようお願いいたします。

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更新履歴


2018.06.13 v100
公開


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